私独自の言い回しかもしれないが、他人(そのケースでモデルとなる人物)に自分を置き換えて、どのような選択をするか考えることを”トレース”と呼ぶ。
他人トレースは、困った時に役に立つことがある。
具体的に自分は、医師国家試験の時に大いに役に立った。
少し詳しめに説明しようと思う↓
医師国家試験は少し特徴がある試験で、他人と同じことができないと落ちやすいような仕組みになっているように思う。
(医学部受験では、逆に他人と違うことができないと受からなかったから、この切り替えは人によっては苦労するようだ。その話はまた別の機会にでも…)
試験前に平均の人より少し多めの勉強をしている前提があるが、試験本番で答えに悩む問題があれば、「平均の人がどれを選びそうか」という観点で選ぶと良い。ということ。
医師国家試験は全問正解する必要がなく、他人と大きく違う答えを選ばない方が落ちるリスクが低くなる。少なくとも自分の時はその傾向があったのでこの戦法が有効だった。
他の場面でも応用は効くと思う。
自分の面している問題・課題を把握して、例えば、大衆が選ぶことが正解である場合やある模範にする人物を目標にする場合、他人トレースが上手だと試験問題や実生活で自分の思うように物事を進めやすくなる。
逆に、反面教師的にも使用可能で、消去法でこちらが良いという使い方もできる。株式なんかだとその方が良い局面も多々ある。
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